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ウィンブルドンのチャレンジシステムとは
ウィンブルドン選手権は、イギリスのロンドン南西部にあるウィンブルドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで開催されるテニス世界4大大会のひとつです。
ちなみに他の3つは、全豪オープン、全仏オープン、全米オープンですが、このウィンブルドンが最も古く、又天然芝のコートなのもここだけとなっています。
この大会のためにしか使われない「センターコート」があるのは有名で、ここに立つのはテニスプレイヤーの目標にもなっています。
さて、このウィンブルドン選手権ですが、2007年からチャレンジシステムというルールが導入されています。
このチャレンジシステムとは簡単に言えば、1 セットの内で3回までは、疑わしいと思われる審判のジャッジについてホークアイで再確認してもらうことが出来るルールのことです。
ホークアイ(鷹の目)とはカメラとコンピュータによる自動ライン判定システムを利用することで、ボールの動きと着地面を解析しCGで再現して判定を確認するシステムです。
このウィンブルドンでのチャレンジシステムの特徴は、例えばチャレンジを宣言してビデオで確認し、プレイヤーの主張が正しかった場合には、チャレンジ宣言の回数がカウントされないことでしょう。
審判にアウトを宣言されたが、プレイヤーとしては入っていると思えば判定に不服ということでホークアイでの確認を要求し、結果として実際にアウトではなくインだったらプレイヤーが正しかったわけで、チャレンジシステムはカウントされません。
逆に審判のジャッジ通りなら1回使ったのであと残りは2回となります。
チャレンジ宣言をした場合に結構判定が覆ることが多いようですが、時速200キロにも及ぶ速度でのライン際の判断は肉眼では限界があるのかもしれません。
ウィンブルドン チャレンジシステム〜いろいろなスポーツに導入?
ちなみに、日本の伝統芸である大相撲でも、行事の軍配に対して4人の審判のいずれかから物言いがつけば協議となり、ビデオも参考にされますが、力士からは意思表示することが出来ません。
野球でも監督が審判の判定に猛抗議すると「退場」などと宣告されたりします。
ところが欧米ではアメリカンフットボールでチャレンジシステムは当たり前のように採用されており、最近ではベースボールでも導入されたようです。
審判も生身の人間ですからミスや勘違いも当然あります。
ですからプロスポーツでのシビアな判定に、今後更にチャレンジシステムが導入されていくと予測できます。
ただゴルフ同様にテニスも紳士淑女のスポーツであり、セルフジャッジをする時は、常に相手を優先して判定をすることがこうしたスポーツの美学であり、故にゴルフやテニスの品位が保たれてきたとも言えるのです。
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